第一回の「リコーダーとピアノのための20世紀の作品を集めて」から5年、今回は20世紀中頃にヨーロッパで書かれたリコーダーとピアノのための作品に加え、2人の邦人作曲家による作品も演奏いたします。リコーダーとピアノ。私たちの最も身近にある楽器の組み合わせによって生まれる音楽をどうぞお楽しみください。(高橋明日香)
高橋明日香リコーダーとピアノのための作品を集めて II
ピアノ 大瀧拓哉
6月5日(土)★13:30開演(13:00開場)
代々木上原 ムジカーザ
Program(演奏順)
■エドムンド・ラッブラ
“悲しみに打ちひしがれる心”による瞑想曲 Op.67(1949)
■ウォルター・リー/ソナチネ(1939)
■ハンス・ウルリッヒ・シュテープス
イモーテル(1988)
■森田泰之進/幾何学形の風景(1996/2021)
■落合崇史/組曲「夜空の断章」(2021, 委嘱初演)
■エドムンド・ラッブラ
“世の中のあまたの悲しみ”によるパッサカリア Op.113(1962)
■エーベルハルト・ヴェルディン(1911-1991)/グリーンスリーヴス変奏曲
■ハンス・ウルリッヒ・シュテープス
プレクラシック風ソナタ ハ短調(1967)
全席自由 4000円
ご予約・お問合せ:オフィスアルシュtel.03-3565-6771
https://www.officearches.com
チケット取扱い:
高橋明日香 リコーダー
上野学園中学校在学中よりリコーダーを専門に学び、上野学園大学リコーダー専門卒業、東京藝術大学大学院古楽科修士課程修了。大学を学部首席で卒業し、皇居内桃華楽堂にて御前演奏の栄を授かる。ソロ、アンサンブルで全国的に演奏活動を展開し、CD 録音にも参加。現代曲の演奏にも力を注ぎ、2019年には日本現代音楽家協会の作曲家5名の主催によるリサイタルを開催、高い評価を得る。“ジョーバン・バロック・アンサンブル”メンバー。洗足学園音楽大学講師。
大瀧拓哉 ピアノ
愛知県立芸術大学及び大学院を首席で卒業、修了。シュトゥットガルト音楽演劇大学大学院、アンサンブルモデルン・アカデミー(フランクフルト)、パリ国立高等音楽院修了。2016年オルレアン国際ピアノコンクールで優勝。ヨーロッパ各地でリサイタルやアンサンブルなどの演奏活動を行う。2020年夏には日本演奏連盟主催のリサイタルを東京文化会館小ホールで行い、音楽の友誌にて高い評価を得る。現在、愛知県立芸術大学非常勤講師。