所属・協力アーティストのCDと著作、出版物を紹介します。
■ 渡邊順生/崎川晶子 CD「モーツァルト:フォルテピアノデュオ」
(2006 ALM RECORDSよりリリース、レコード芸術特選盤、2006年度レコード・アカデミー賞「器楽曲部門」受賞) が、この度レコード芸術(2020.11月号)★2001〜2020 ベスト・オブ・ベスト30[ピアノ編]第9位に選ばれました。
■ 山内房子 NEW CD「赤い蠟燭」2020.1/7 発売!
- 収録曲 -
寺嶋陸也 Rikuya Terashima (1964-)
1. 貝殻[詩:新美南吉]
2. 窓[詩:新美南吉]
3. 枇杷の花の祭[詩:新美南吉]
4. 赤い蠟燭[詩:新美南吉]
5. 雨が…[ピアノ独奏]
6. 風の蝶々[ピアノ独奏]
7. 小鳥に[詩:新美南吉]
8. アラベスク[ピアノ独奏]
シジズモンド・ディンディア
Sigismondo d’India (c.1582–1629)
寺嶋陸也 編 arr. Rikuya Terashima
9. ぼくは一日中泣き暮らし[詩:フランチェスコ・ペトラルカ]
10. 澄みきった西風が戻ると[詩:不詳]
寺嶋陸也
11. 花[詩:新美南吉]
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歌:山内房子
ピアノ:寺嶋陸也
録音:相模湖交流センター 2019年1月29-31日
夭逝の童話作家、新美南吉のユーモラスで澄んだ世界を映す音の紙芝居。
バロックを中心に知られざる古楽に光を当てる山内房子と、多岐に渡る音楽の現場をしなやかに横断する作曲家・ピアニストの寺嶋陸也。昭和初期から読み継がれ る新美南吉文学に魅せられた二人が、「ごん狐」や「手袋を買いに」とはまた異なる南吉の詩情を瑞々しく愉快に表現する。ピアノ伴奏によるディンディアのモノディは、南吉の孤独に重ねて。
山内房子(やまうち・ふさこ)ソプラノ
上野学園大学卒業。第1回古楽コンクール入賞。第14回チェコ音楽コンクール入賞。1987年から1998年まで国立音楽大学音楽研究所の研究員として、イタリア初期バロック音楽の研鑽を積み、以来17・18世紀を中心にさまざまな作曲家の声楽作品を取り上げたリサイタルを行っている。2018年にCD「聖アポリナーレ教会のレクツィオ」をALM RECORDS コジマ録音よりリリース。
ALCD-1173 ¥2800(税別)
■ 鈴木理賀 NEW CD J.S.バッハ パルティータ全曲 2019.5/7 発売
ALCD 1184-1185(2枚組)
¥3400(税別)
鈴木理賀
Rika Suzuki チェンバロ
17歳よりチェンバロを始める。東京音楽大学チェンバロ科を実技優秀賞を得て卒業。同大学研究科1年修了。チェンバロを渡邊順生、及川眞理子、室内楽・バ ロック奏法を大竹尚之の各氏に師事。トン・コープマン、ユゲット・ドレフュス両氏に指導を受ける。現在はソリスト、室内楽奏者として活躍している。特に バッハの作品演奏に定評があり、フォンテックよりリリースしたCD
『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲』、『J.S.バッハ:イタリア協奏曲・フランス風序曲』はいずれも高評を得ている。
●谷辺昌央 NEW CD『ロッシニアーナ〜ギターで聴くオペラの世界」2019.3/7発売
レコード芸術特選盤!(2019.4月号)
ALCD 7223 ¥2800(税別)
-収録曲 -
■フェルナンド・ジュリアーニ
ロッシニアーナ 第1番 Op.119
■フェルナンド・ソル
モーツァルトの≪魔笛≫より 6つのアリア Op.19
I.神官たちの行進
II.女の悪だくみから身を守れ
III.またお目にかかりましたね
IV.なんと素敵な鈴の音だ
V.立派な人が
VI.おお、イジスの神、オジリスの神よ
■ メルツ
8.エレジー
■フェルナンド・ソル
9.モーツァルトの≪魔笛≫の主題による変奏曲 Op.9
■フェルナンド・ジュリアーニ
10.ロッシニアーナ 第5番 Op.123
Profile
谷辺昌央
(たにべ・まさお)ギター
●小池耕平 NEW CD イグナツィオ・ジーバー リコーダー・ソナタ全6曲 2019.1/7発売
● 辺保陽一/ケース・ブッケ New CD 「DUO」神に捧げるデュオ
リコーダー2本のみのデュオで、ルネッサンスからバロックの音楽を時代を追って奏でる意欲的な企画。あたかも歌詞が付いているような歌心に満ちた演 奏は、もはやチェンバロの伴奏などを必要としない域に達している。ここに愉悦がある。これぞルネサンス・バロック期における、“究極のポリフォニー” 。
辺保陽一(リコーダー)
筑波大学卒業後渡欧。スペイン、カタルーニャ高等音楽院を経て、スイス政府奨学生としてチューリッヒ芸術大学大学院に学びデュプロマを取得、最優秀の成績 で卒業。リコーダーを向江昭雅、ペドロ・メメルスドルフ、ケース・ブッケ、また声楽をフランセスク・ガリゴサ、ジル・フェルドマンの各氏に師事。2009年にはキエフ国立フィルハーモニーメンバーとヴィヴァルディのソプラニーノ協奏曲イ短調を共演。近年は日本各地でリサイタルを行う他、ケース・ ブッケ氏とのデュオ・コンサートツアーや、古楽アンサンブル「コントラポント」の定期公演に出演するなど精力的に活動している。2015年にデビューソロ CD「狂気と嘆き、そして喜び
~17世紀イタリア音楽の隆盛~」(ALCD-1154)をコジマ録音よりリリース。毎年、大学生を中心としたつくばリコーダー合宿を主宰し、古楽研究会にて定期的に「リコーダー奏者の為の、なかなか聞けない基礎テクニック講座」を行うなど、後進の指導にも情熱を傾けている。茨城の名手・名歌手たち第10回、第20回に出演。ナカルリコーダー教室主宰。ミュージックofハート音楽館(水戸)、麻布ミュージックプレイス他講師。茗溪学園中学校・高等学校、つくばインターナショナルスクール(TIS)非常勤講師。オフィシャルブログ「魂!のリコーダー奏者・辺保陽一」
http://ameblo.jp/nakal-fl/
■ バルトルド・クイケン著「楽譜から音楽へ」バロック音楽の演奏法
● 青木洋也CT/丸山麻美pf TOSTY 英語歌曲 ALCD-7220 2018.3/7発売
● 渡邊順生 チェンバロとピアノの狭間で〜タンゲンテンフリューゲルで聴く18世紀の鍵盤音楽〜
● 水越啓 重岡麻衣 ベートーヴェン歌曲選集/初期歌曲篇