桐山弦楽四重奏団 Kiriyama Quartett



桐山弦楽四重奏団 第2回「ブルネッテイの四重奏曲」

〜並外れて人の心を動かす ヘ短調〜

 

タルティーニからパガニーニに繋がるイタリアヴィルトゥオーソの系譜。ナルディーニに学び、ボッケリーニに庇護されて活躍したヴァイオリニスト、ブルネッテイの弦楽四重奏作品と、ハイドン、メンデルスゾーンのへ短調を集めて

 

桐山建志 vn   
大西律子 vn   
矢崎裕一 va   
西沢央子 vc

 

PROGRAM
ハイドン Joseph Haydn (1732-1809)

弦楽四重奏曲 ヘ短調 作品20-5
ブルネッティ Gaetano Brunetti(1744-1798)
弦楽四重奏曲 ヘ長調 L197B
弦楽四重奏曲 ヘ短調 L179B
メンデルスゾーン Felix Mendelssohn Bartholdy(1809-1847)
弦楽四重奏曲 ヘ短調 作品80

 

2024年9月19日(木)18:45開演(18:15開場)

自由学園明日館 講堂

全席自由 一般4000円/学生2000円

 

ご予約・お問合せ:オフィスアルシュTEL03-3565-6771

チケットぴあ

イープラス

 


桐山建志 Takeshi Kiriyama,violin
東京藝術大学を経て同大学院修了、フランクフルト音楽大学卒業。1998年第12回古楽コンクー〈山梨〉第1位、1999年ブルージュ国際古楽コンクールソロ部門第1位。2000年秋リリースしたデビューCD「シャコンヌ」は、レコード芸術誌特選盤となる。以後、多数のCDを主にコジマ録音ALM RECORDSよりリリース。2009年、ベーレンライター社より星野宏美氏との共同校訂による「メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ全集」の楽譜を出版。大塚直哉と共にデュオ・ユニット「大江戸バロック」を主宰。愛知県立芸術大学教授、フェリス女学院大学非常勤講師。

 

大西律子 Ritsuko Ohnishi,violin  
国立音楽大学卒業。第14回古楽コンクール(山梨)第3位。国立音楽大学非常勤講師。ソロ、アンサンブル奏者として活動する他、多くのCD録音に参加、また「国分寺チェンバーオーケストラ(KCO)」弦楽器トレーナー、「オーケストラ・オン・ピリオド・トウキョウ(OPT)」指導者、「墨田区交響楽団」弦楽器指導者など音楽愛好家団体の指導も行っている。

矢崎裕一  Yuichi Yazaki,vola
東京音楽大学、マンハイム音楽大学ヴィオラ科、室内楽科修了。ドイツ・マンハイムを拠点にマンハイム、シュトゥットガルト、カールスルーエなどの劇場オーケストラに客演する傍ら、コンチェルト・ケルン、ダス・ノイエ・オーケストラ、ラルパ・フェスタンテ、ノイマイヤー・コンソートなどの団体でバロックから後期ロマン派に至る作品のピリオド楽器演奏に取り組んでいる。またハイデルベルク交響楽団の団員として数々のCD録音に参加。これまでにヴィオラを河合訓子、小林秀子、室内楽をスザンナ・ラーベンシュラーク、古楽演奏法をミドリ・ザイラーの各氏に師事。

西沢央子 Nakako Nishizawa,violoncello
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学器楽科を卒業。チェロをヴァーツラフ・アダミーラ、三木敬之、レーヌ・フラショの各氏に師事。また、オルガンを鈴木雅明氏に師事。フリーランスのチェロ及びヴィオローネ奏者として多くの演奏会、録音に参加している。東京学芸大学非常勤講師。

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重要文化財  自由学園明日館 講堂

(C)自由学園明日館
(C)自由学園明日館


コンサート記録

桐山弦楽四重奏団  第1回公演(旗揚げ公演)

「弦楽四重奏」ダヴィット没後150年記念

2023年 9月7日(木)18:45開演(18:15開場)

MUSICASA  

桐山建志 vn   
大西律子 vn   
矢崎裕一 va   
西沢央子 vc
Program
ハイドン:
弦楽四重奏曲 ト長調 作品33-5
ダヴィット:
弦楽四重奏曲 イ短調 作品32 
メンデルスゾーン:
弦楽四重奏曲 ホ短調 作品44-2

 

全席自由  一般4000円・学生2000円

オフィスアルシュTEL03-3565-6771  Mail  

 

イープラス https://eplus.jp/sf/detail/3871770001

9/7演奏者からのメッセージ

▪️クァルテットやプログラムについて

◎新しいクァルテットについて

東京の音大生時代に、オーケストラ・シンポシオンの演奏会を聞いて衝撃を受けたのは今でも鮮明に覚えています。

その時に、オーケストラのメンバーとして弾いていた皆さんと、こうやって一緒にクァルテットを演奏できるというのは非常に感慨深いものがあります。何回か一時帰国時に集まって様々な曲を一緒に弾かせてもらっていましたが、今回、ついに演奏会を迎えることができるのは非常に嬉しい限りです。

◎今回のプログラムに関すること、聴き所など

現在、私のドイツでの活動の中心の一つとなっているのが、19世紀ロマン派の作品のピリオド演奏です。

この夏もつい先日まで約3週間にわたってワーグナーを、ピリオド楽器オーケストラで弾いていました。その時に非常に重要となものの一つに、フェルディナンド・ダヴィットのヴァイオリン教本があります。

今回、その彼の知られざる弦楽四重奏曲、そしてヴァイオリン協奏曲を初演するなど公私共に関係の深かったメンデルスゾーン、

ダヴィットがゲヴァントハウス四重奏団のメンバーとして多く取り上げたハイドンという、19世紀半ばのライプツィヒの音楽シーンに想いを馳せる、興味深いプログラムです。(矢崎裕一 va)


9/7演奏者からのメッセージ

 ▪️聴きどころが多くて悩ましいのですが敢えてあげるとすればダヴィットの2楽章です。半音進行の些か捉え所のない主題ですが幾度か変奏されるうち、サナギが蝶になるように何とも美しい旋律に変わっていくところが堪りません。

1楽章はシンコペーションの伴奏にのって4度上行の主題で始まるところからしてメンデルスゾーンのOp.44-2にそっくりだし、他にもメンデルスゾーンの影響を感じる瞬間があちこちに散らばっています。ダヴィットとメンデルスゾーンを2曲続けて聴けるのが今回の目玉だと思います。(西沢央子vc)






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更新期日 2024/10/08